行政書士試験に「文章理解」の問題が出ることをどう対処するか

行政書士の試験問題は、法令科目の比重がとにかく高いです。つまり法令科目が最優先されることは 必然的なことなのですが、それだけがすべてではありません。
行政書士の試験問題には、法令科目で避けて通れない知識や情報の詰め込みだけでは うまくいかない科目もあります。
それがここで紹介する「文章理解」です。

これは、行政書士の毎日の業務と本当に関係が深いですね (行政書士は、法的に正しい文章を作成して提出することを支援する業務だからです)。
現に、文章の作成スキルがないと行政書士の仕事は成立しないでしょう。法令の知識だけでは無理なのです。

文章理解は、日本語の能力が問われるため、受験者によってもともと適性がある人とない人がいると よくいわれています。
行政書士の試験を受けようとする人の中に、極端に文章を読むことを苦手としている人はあまりいないでしょうが、 それでも、やはり簡単に解けるような問題が本番の行政書士試験で出されているわけではないです。
それに行政書士の本番の試験では、じっくりと問題の文を読んでいるような時間もないので てきぱきと読み進められるようにならないといけません。
ややこしい構造の文章が出てくることを踏まえて、過去問や予想問題集以外にも、 普段からこみ入った文章をよく読むようにすることまで、できればやっておきたいところです。

ここでも過去問は必須で、よく行政書士試験に出てくる問題(特にどんな言葉や言い回しが、 問題文の中心となっているのか、傾向をつかまないといけません)はどんな問題なのか研究しておきましょう。
日常的に目にする機会がないような、難しい言葉が出てくることは事実なので注意してほしいですね。
しかも古くからある言葉だけではなく、時事用語もわりとよく使われることにも留意しましょう (前者は年上の受験者に有利かもしれませんが、後者は若い受験者に比較的有利でしょうか)。

なお、文章のテーマは本当に多岐にわたっているので、どんな文章が目に飛び込んできても 抵抗を感じなくて済むように、ある種の免疫を身につけておいたほうがいいでしょう (過去問で、出されていたテーマの文章をいろいろと用意して読んでおくこともできればやっておきたいものです。
さすがにそこまでできる受験者も少ないのですが)。

この科目では特に、過去問に加えて予想問題をやることも、本番の行政書士試験で大きくものをいいます。
時間の許す限り、パターンの異なる(予想)問題をしっかりやって、行政書士試験の日に備えて実力を養いましょう。