行政書士の試験で、「憲法」の内容理解は基礎中の基礎です

行政書士の試験の中では法令科目が内容の大部分を占めています。
そしてその法令科目の中で大半を占めているのが「公法」で、 その公法の土台のようになっているのが「憲法」です。
行政書士の試験勉強の内容も、憲法からはじまるような性質があることは本当で、す。

憲法の内容は「人権」と「統治」で分かれるので、行政書士試験の受験者も まずふたつに分けて考えたほうがいいでしょう。

◎人権
・条文が基礎になっています。ここを無視して先へ進むことはできないですから、やるのがつらくても 面倒だと思わずに取り組みましょう。
・ただし、この条文がそのまま問題に出てくることは、これからはそう多くはないでしょう。
判例が絡んでくる問題が多くなっているため、 判例をよく確認して、どんな流れになってどんな判決が出たのかを抑えておくほうがよいでしょうね。
・しかし残念なことに、1回や2回読んだくらいではおそらく頭の中に入って行ってくれません。
やりたくないかもしれませんが、何回も繰り返し読まないことには先へ進めないと 覚悟して臨んでほしいですね。

それからもうひとつ大きな注意点がありますね。行政書士試験の本番では、問題の内容が 長文になる傾向も指摘されていますから、過去問のほか、予想問題集や模試を利用して とにかく場慣れしておくことも大事です。

◎統治
勉強をはじめたばかりの人たちは、「理解したようで理解し切れていない」という状態に陥ることがあります。
これは、憲法を読んでいて、子供のころからよく目にしている内容(行政書士の試験勉強をはじめるまで 見たこともなかった内容だって多いわけですが)が出てくると、 なんとなくすぐに理解できたような気分になってしまうからでしょう。

しかし、よく読まないと間違えるようなつくりの問題文がよく出てきます。
それに対抗するためには、どうしたらいいでしょうか?
これは手っ取り早い対策はおそらくありません。
条文を暗記するくらいの勢いで読み込むことになるのですが、それも「ただ暗記する」だけではもちろんいけません、 その趣旨を正確に自分のものにすることです。
しかも近年は、判例を使った問題も増えているので判例も読んでおかないといけませんし、 判決まで細かく理解しておかないといけません。
憲法の内容把握は、行政書士試験の進捗を左右する性質がありますから、すきのない勉強を意識しましょう。