行政書士の試験問題の中で「行政事件訴訟法」は解きやすい?

行政書士の試験は、ただ勉強をがむしゃらにやっていれば合格できるような試験ではありません。
試験問題になっている部分にウェイトを置いて勉強しないと合格が見えてこないのが行政書士です。
裏を返すと、行政書士試験の問題にいくつもの傾向があるのですが、 だからといって傾向に変化がないわけでもありません。行政書士の試験問題も年々確実に変わっています。
それがよくわかるのが、ここで取り上げる「行政事件訴訟法」だともいえます。

行政事件訴訟法は、裁判の仕組み等を想定して理解を深めていくことが得意な人にとっては 有利な科目です。あいまいな部分や抽象的な部分はそんなにないともいえますから、 はっきりしていることが好きな人にとっては、楽な試験問題かもしれません。

この科目はかつての行政書士の試験では、日蔭者とでもいえるような範囲でしたが、問題のボリュームが ある時期から増やされて、以前より注目を集めるように変わってきました その背景には、この法令が、平成16年に大幅な改正が加えられたことも大きいと推測されています。

この科目は、名前にもあるように訴訟を起こすときの決まりを定めている法令を勉強することになります。
一般人の間ではまったく有名ではない法令でしょうが、行政訴訟には種類が4つもありますね (抗告訴訟・当事者訴訟・民衆訴訟・機関訴訟)。
これらの訴訟の種類は、当然名前だけを暗記しても意味はないですから どんな規定をされていてどんな違いがあるのか、そこをよく比較して覚えていかないことには埒が明かないでしょう。

そして訴訟を扱っている法令である以上、行政書士試験問題には、その結果(つまり判決のこと)に関する部分も よく持ち出されているから、判決がどのように規定されているのか勉強しておくべきです。
総合すると、訴訟の種類や手続きを勉強して、さらに判例を通じて、現実でどのように実施されているのかを 考察していくことが、おすすめの行政書士試験の本番の問題を攻略するための対策となります。